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六ヶ所フュージョンエネルギー研究所

令和元年度 核融合エネルギー講演会に参加しました

掲載日:2020年2月10日更新
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令和2年2月7日(金)、ホテル青森にて「令和元年度 核融合エネルギー講演会」が青森県及び青森県ITER計画推進会議による主催、文部科学省及び六ヶ所村の後援の下で開催され、六ヶ所核融合研究所は、池田所長による講演のほか、パネル展示により協力実施しました。

 

会場に早く到着された来場者の方々は展示ブースで足を止め、展示されている模型やパネルを熱心に御覧になられ、また、質問もされるなど、関心の高さを実感いたしました。

 

講演会は満席の中、西秀記 青森県商工会議所連合会理事(青森商工会議所副会頭)の御挨拶から始まり、特別講演では、テレビ等のコメンテーターとしてもお馴染みの岸博幸 慶應義塾大学大学院教授が「社会情勢行方とエネルギー問題」との演目で、和やかな話題を交えつつ、来場者を魅了する講演となりました。岸氏は、エネルギー関連施設が集合する六ヶ所村は、民間と自治体が共に生産性を上げていくことで景気を良くすることができるなど、前向きな御言葉を述べられていました。

 

続いて新井知彦 文部科学省研究開発局研究開発戦略官から「BAフェーズ2と核融合研究開発政策の展望について」の題で、そして、六ヶ所核融合研究所からは池田所長が「六ヶ所核融合研究所の現状と今後の展望」と題して、講演が行われました。新井戦略官、池田所長ともに六ヶ所核融合研究所を始めとする核融合エネルギーの幅広いアプローチ活動(BA)における現在の進捗状況や今後の計画予定について、とても説得力のある講演内容で御来場の皆様から大きな拍手が沸き起こりました。

 

講演会途中の休憩時間にも展示ブースに多数の方々が訪れ、私たちも多くの御質問にお答えさせていただきました。引き続き、核融合エネルギーについて、そして、この早期実現を目指して取り組んでいる六ヶ所核融合研究所について、より多くの方々に御理解いただけるよう努めてまいりたいと思います。

 

 

池田 六ヶ所核融合研究所長の講演

【池田 六ヶ所核融合研究所長の講演】

 

西 青森県商工会議所副会頭の御挨拶

【西 青森県商工会議所副会頭の御挨拶】

 

新井 文科省研究開発戦略官による御講演

【新井 文科省研究開発戦略官による御講演】

 

岸 慶応大大学院教授による御講演

【岸 慶応大大学院教授による御講演】

 

展示ブース設置の様子

【展示ブース設置の様子】

 

会場内は満員となりました

【会場内は満員となりました】

 

増田上席研究員によるIFMIF原型加速器開発状況の説明風景

【増田上席研究員によるIFMIF原型加速器開発状況の説明風景】

 

池田所長も熱心に六ヶ所研をアピール

【池田所長も熱心に六ヶ所研をアピール】

 

星野上席研究員によるリチウム回収技術展示にも高い関心が集まりました

【星野上席研究員によるリチウム回収技術展示にも高い関心が集まりました】