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六ヶ所核融合研究所

研究所紹介

掲載日:2018年12月26日更新
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 核融合エネルギーは、燃料資源に偏在がなくほぼ無尽蔵であり、放射性廃棄物の処理が比較的容易で暴走等のリスクがない究極のエネルギー源として、1950年代から世界中で研究されてきました。我が国においては、昭和29年頃からいくつかの大学で研究が始まり、日本原子力研究所においても昭和34年頃から研究が始まりました。大学の研究と並行して大型研究は日本原子力研究所が行うこととされ、昭和43年には核融合が原子力特定総合研究に指定され、第1段階核融合研究開発基本計画が始まりました。昭和50年には数億度の超高温プラズマを実現する臨界プラズマ試験装置JT-60を中核装置とする第2段階基本計画が開始され、JT-60の完成と同時に昭和60年に茨城県那珂市に那珂核融合研究所が設立されました。JT-60による研究と並行してその次段階である核融合実験炉の為の研究開発も進められましたが、これらの研究開発は主に茨城地区で実施されてきました。

 核融合研究開発が核融合実験炉段階に入り、国際核融合実験炉ITERの建設段階を迎え、本格的な実燃料を用いた核融合炉の建設に最も適切な拠点として、青森県六ヶ所村がITERの候補地として選択されました。残念ながらITERの誘致場所は、フランス・カダラッシュとなりましたが、核融合研究開発部門では、将来の原型炉を見据え原型炉建設のための技術基盤を構築する拠点として、青森県六ヶ所村が最も適切であり、六ヶ所村に新たな研究開発拠点を設けることとなりました。

 六ヶ所核融合研究所では、世界の7極と進める国際熱核融合実験炉ITERと並行して、核融合原型炉の早期実現を目指して、日欧協力で「核融合エネルギーの研究分野における広範な取組を通じた活動の共同による実施に関する日本国政府と欧州原子力共同体との間の協定(幅広いアプローチ協定)」に基づいて、国際核融合エネルギー研究センター事業(International Fusion Energy Research Center: IFERC事業)と国際核融合材料照射施設(International Fusion Material Irradiation Facility:IFMIF)の工学実証・工学設計活動(Engineering Validation and Engineering Design Activity:EVEDA)事業を実施するとともに、核融合に必要な工学的研究開発を行っています。

 幅広いアプローチ活動の実施と並行して、その成果を活用・拡充して、(1)核融合原型炉の設計とR&D、(2)核融合炉の最も重要な機器である燃料を増殖し熱を外部に取り出すブランケットの開発、及び、(3)強力な核融合中性子源を整備し核融合材料の検証を行う研究開発活動の3つの要素からなる核融合フロンティア計画を展開する予定であり、現在その準備を進めているところです。青森県六ヶ所村に核融合原型炉の建設に必要な全ての知識、技術、人材を集積・開発・育成し、原型炉建設の基盤構築を進めて行く予定です。

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所長挨拶

六ヶ所核融合研究所所長 牛草健吉からのメッセージ

組織図 の画像

組織図

六ヶ所核融合研究所の組織図

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幅広いアプローチ活動

当研究所の活動の概略

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これまでの歩み

研究所の歴史

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地域との交流

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