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六ヶ所フュージョンエネルギー研究所

IFMIF(イフミフ)原型加速器の入射系ビーム加速実験の成功と高周波加速器/高周波源の据付開始を披露する記念式典を開催しました。|ニュース

掲載日:2018年12月26日更新
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 2016年4月21日、核融合エネルギー研究開発部門六ヶ所核融合研究所において、表題の式典を開催しました。

高周波加速器の据付が実施されるIFMIF/EVEDA開発試験棟加速器室にての画像
(高周波加速器の据付が実施されるIFMIF/EVEDA開発試験棟加速器室にて)

 当研究所では、核融合エネルギーで発電を行う原型炉の早期実現と、国際熱核融合実験炉ITER(イーター)計画の支援のため、日欧共同で進めている幅広いアプローチ(BA)活動の研究拠点の1つとして、2008年から施設の建設を始め、現在様々な研究活動を実施しています。

 この度、核融合炉の建設に不可欠な材料照射試験用中性子源*につながる世界最大のビーム電流の加速実証を目指したIFMIF(イフミフ)原型加速器において、その初段加速である入射系ビーム加速実験に成功するとともに、第2段加速を行う高周波加速器並びに高周波源の据付を開始する運びとなり、研究活動における大きな進捗があったことから、国内外から約150名を招いて本式典を開催しました。

 式典では、平野理事長による挨拶の後、欧州各国大使館、共同で研究活動を実施している欧州各国機関等の代表者の他、文部科学省、青森県、六ケ所村等、多くの関係者から祝福や激励の言葉をいただきました。

平野理事長の挨拶の画像
(平野理事長の挨拶)

*:国際核融合材料照射施設(International Fusion Material Irradiation Facility: IFMIF)

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IFMIF 公式サイト関連記事(英語): Celebrating major milestones of the Linear IFMIF Prototype Accelerator (LIPAc) in Rokkasho