第125回日本医学物理学会学術大会にてICRPT賞Certificate of Merit Awardを受賞しました！
量子科学技術研究開発機構（QST）量子技術基盤研究部門 高崎量子応用研究所 量子バイオ基盤研究部の山口充孝上席研究員が、2023年4月13日〜16日に開催された第125回日本医学物理学会学術大会にて発表を行い、ICRPT賞Certificate of Merit Awardを受賞しました。発表演題は「Application of a standard performance evaluation method for a cost-effective Compton camera using high-sensitive inorganic scintillators」です。
高崎量子応用研究所 量子バイオ基盤研究部 RIイメージングプロジェクトでは、長尾悠人主任技術員、山口充孝上席研究員、河地有木プロジェクトリーダーらにより、標的アイソトープ治療における薬剤集積のイメージングを目的としたコンプトンカメラの開発を進めています。今回、QST量子医科学研究所 先進核医学基盤研究部 イメージング物理研究グループの赤松剛主任研究員、田島英朗主幹研究員、山谷泰賀グループリーダー及び群馬大学重粒子線医学研究センターの酒井真理助教と共同で、医用コンプトンカメラの標準性能評価法を規定し、本手法を用いて、高崎研で開発したコンプトンカメラの性能評価結果を報告しました。その功績が評価されCertificate of Merit Awardの受賞となりました。
なお、同学術大会では、QST量子医科学研究所の赤松剛主任研究員が、関連演題でICRPT賞Outstanding Presentation Award 及びCertificate of Merit Awardを受賞しています。
Certificate of Merit Award表彰状
発表演題：Application of a standard performance evaluation method for a cost-effective Compton camera using high-sensitive inorganic scintillators、共同発表者：山口 充孝、長尾 悠人、酒井 真理、赤松 剛、田島 英朗、山谷 泰賀、河地 有木
関連：量子医科学研究所 先進核医学基盤研究部 赤松剛主任研究員がICRPT賞Outstanding Presentation Award 及びCertificate of Merit Awardを受賞