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高崎量子技術基盤研究所

照射施設概要

掲載日:2024年12月25日更新
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研究所の敷地面積は、約31万平方メートル(東京ドーム7個分)あり、県立公園「群馬の森」に隣接しています。
敷地内には世界最先端の照射施設がいくつもあり、様々な分野の研究開発に活用されています。

 
施設名称 概要
イオン照射研究施設(TIARA) TIARAには、サイクロトロン、タンデム加速器、シングルエンド加速器、イオン注入装置の4種類のイオン加速器が備えられ、数万電子ボルトから数億電子ボルトまでの幅広いエネルギー範囲のイオンビームをつくり出すことができます。
​TIARAは、材料科学やバイオ技術の先端をいく研究開発に最適なイオンビームを提供する世界でも唯一の研究施設です。
電子線照射施設 電子線照射施設は、電子加速器および垂直・水平方向の2つの方向に電子線を照射できる各照射室で構成されており、電子線を走査(スキャン)することで帯状に大気中に発生することができます。排ガス中の有害物質の分解技術、機能性材料の開発、半導体の照射効果などの研究開発に使われています。
コバルト60ガンマ線照射施設   ガンマ線照射施設は、2つの照射棟に合計6つの照射室があります。約0.2 Gy/hの低線量率から約8 kGy/hの高線量率の広い範囲で、任意の線量が照射できる国内唯一の施設です。

施設概要