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高崎量子技術基盤研究所

nano tech 2026 出展 report

掲載日:2026年2月12日更新
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nano tech 2026 出展 report
研究員が行く! nano tech 2026 で見た高崎研の量子センサ技術

 

nano tech 2026

 

2026年1月28日〜30日、東京ビッグサイトで開催された「nano tech 2026(国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)」に、量子科学技術研究開発機構 高崎量子技術基盤研究所(以下、「QST高崎」)からも出展していると聞いて見学して来ました。
最新の量子センシング技術に関してQST高崎で作成したダイヤモンドNVセンターと量子センサの実物を展示ブースで紹介し、その技術に来場者は関心を寄せていました。​

出展ブースの様子

ダイヤモンドNVセンターを用いた量子センシングの測定系展示

 
ブース中央では、ダイヤモンド中のNVセンターを用いた量子センシング測定系が実物展示として公開されました。緑色レーザーによる装置は、来訪者の関心を集め、光学系や電子制御回路の構成について研究員らが解説しました。 ダイヤモンドNVセンターを用いた量子センシングの測定系展示

研究者・企業・学生が集う高崎QST ブース

展示ブースは会期を通じて盛況で、研究者や企業関係者、学生など幅広い層の来場者が足を運びました。量子センシングや加速器による量子機能の創製についての質問が絶えず、実装段階に向けた関心の高さが伺えました。

要素技術の視覚的展示

 
大型ディスプレイでは、量子センシング技術に必要となる各種要素技術が視覚的に説明されました。
材料科学(NVセンター創製)、光学技術や小型化といった工程が示され、基礎から応用までの技術体系が視覚的に理解できるようになっています。
要素技術の視覚的展示

出展を終えて

QST高崎の出展は、量子センシング研究の最新動向を対外発信する場として大きな成果がありました。基礎研究から応用研究までを一連で示す展示構成により、産業利用や共同研究の可能性について議論が深まりました。展示解説の対話からは、応用領域への関心も高く、今後の研究展開および産学連携の進展が期待されています。

(客員研究員 齊藤絵理子)客員研究員 齊藤絵理子