現在地
Home > 高崎量子応用研究所 > 第647回高崎研オープンセミナー「高エネルギークラスターイオン利用研究最前線」

高崎量子応用研究所

第647回高崎研オープンセミナー「高エネルギークラスターイオン利用研究最前線」

掲載日:2021年9月1日更新
印刷用ページを表示

開催案内

高崎量子応用研究所では、高崎研オープンセミナーを下記の日程で開催いたしますので、是非ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

1.日 時: 令和3年9月29日(水曜日) 14時00分~15時00分

2.テーマ: 高エネルギークラスターイオン利用研究最前線​

  「高速C60イオンによるナノ粒子の楕円変形とイオントラック形成の低エネルギー化」
   物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 主席研究員 雨倉 宏 要旨 [PDFファイル/204KB]

3.形 態:Webex Eventsによるオンライン開催

      【注意】録音・録画はご遠慮ください。

 

開催趣旨: 

 今から約6000万年前、直径数十kmといわれている巨大な隕石が地球に衝突して、恐竜を滅ぼしたとされています。大きなエネルギーを標的に与えるイオンビーム界の巨大隕石が高エネルギークラスターイオンです。イオンビーム照射で利用されるクラスターイオンの代表例として炭素原子が60個集まったC60フラーレンイオンがあります。高エネルギーのC60イオンを試料に照射すると単原子イオンの照射で起こる作用が何十倍にもなるなど、興味深い現象が確認されていました。しかし、高エネルギーC60イオンの量が非常に少なく、基礎的な研究にとどまっていました。このほど量研高崎研TIARAイオンビーム照射施設では、従来の数万倍のビーム量を得る技術を開発しました。これにより、材料開発などの応用研究にも利用できるようになりました。今回は、材料への照射で、C60照射でしか起こらない現象がいくつか発見されましたので、それらについてご紹介いたします。

 

参加申し込み

このイベントにご参加いただくためには、Cisco社Webex Eventsの参加登録画面(別ウィンドウ)より登録が必要です。参加登録画面を開き、画面左側の「登録」より参加登録ください(画面右側の「今すぐイベントに参加」からは登録いただけません。)

登録後、ご指定のメールアドレスに招待メールが届きますので、その案内に従いご参加ください。

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)
Adobe Reader provided by Adobe is required to view PDF format files.