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量子医科学研究所

令和8年度文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました

掲載日:2026年4月16日更新
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量子医科学研究所 先進核医学基盤研究部 イメージング物理研究グループの赤松 剛 主幹研究員が、令和8年度文部科学大臣表彰 若手科学者賞を受賞しました。

文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者に贈られます。

受賞内容は以下の通りです。

氏名:赤松 剛
所属:量子医科学研究所 先進核医学基盤研究部 イメージング物理研究グループ
業績名:革新的頭部専用PETの実用化研究

スーツの男性

赤松 剛 主幹研究員

業績の内容

PET(Positron Emission Tomography)を用いた認知症診断が世界的に注目されており、QSTでは、量子科学技術を応用した次世代PET装置の研究開発に取り組んでいます。一方で、安全性や有効性、さらには費用対効果まで厳しく問われる医療機器開発において、研究成果の社会実装は容易ではありません。そのような中、赤松主幹研究員は、診療放射線技師としての経験を活かして装置性能の向上や安定化に資する数多くの重要な研究に取り組み、世界初となる半球型頭部専用PET装置の実用化に大きく貢献しました。高性能でありながら低価格・小型化を実現した本装置により、認知症PET診断の普及が期待されます。また、本成果をモデルケースとすることで、今後の量子医科学研究における研究成果の社会実装が加速することも期待されます。

赤松 剛 主幹研究員の喜びのひとこと

このような名誉ある賞をいただき、大変光栄です。受賞課題である半球型頭部専用PETの実用化研究は、基礎研究、試作機開発、原理実証、実用機開発、性能評価、安全性・有効性の証明、そして医療機器承認(実用化)という長い工程のなかで、課題を1つ1つ解決していく作業でした。新しいアイデアをもとに様々な課題解決に取り組み、最終的に開発装置を実用化できた時の喜びはひとしおでした。本研究開発は産学連携の成果であり、ご指導ご支援いただいた多くの先生方、共同研究者の皆様のお力添えなくして成し得なかったものです。改めまして、研究環境を支えてくださる皆様に感謝申し上げます。PETには依然として潜在的な応用可能性が秘められており、研究開発すべき課題が数多くあると感じています。今回の受賞を励みに研究開発により一層邁進し、科学技術の発展と研究成果の社会実装に貢献してまいります。

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