投稿日:2016年3月31日作成者:bsd
2015年12月18日 プレスリリース 高崎量子応用研究所(東海地区)
抗がん剤の作用メカニズムの『鍵』を原子レベルで解明―より効果の高い抗がん剤の開発に繋がると期待―|日本原子力研究開発機構:プレス発表
本研究成果により、がん細胞に特異的に細胞死を引き起こす抗体の立体構造とその作用の「鍵」となる基本単位を、原子レベルで明らかにすることに成功しました。近年、抗体の特性を活かした分子標的治療が盛んに行われており、数多くの抗体分子が医薬品として臨床応用されています。本研究で得られた原子レベルでの知見は、より効果の高い抗がん剤の開発を推し進め、将来的に副作用が低減した抗がん剤の創製に繋がると期待されます。
なお、本研究成果は、12月17日にScientific Reports誌(Nature Publishing Group)に掲載されました。
doi:10.1038/srep17936
カテゴリー: トピックス