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高崎量子技術基盤研究所

パーキンソン病発症につながる「病態」タンパク質分子の異常なふるまいを発見 ~発症のカギとなるタンパク質の線維状集合状態の形成過程解明の手がかりに~ - Project "Biomolecular Structure and Dyna

掲載日:2018年12月26日更新
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投稿日:2016年6月29日作成者:bsd

2016年4月21日 プレスリリース 高崎量子応用研究所(東海地区)
パーキンソン病発症につながる「病態」タンパク質分子の異常なふるまいを発見-発症のカギとなるタンパク質の線維状集合状態の形成過程解明の手がかりに-|量子科学技術研究開発機構

パーキンソン病の発症と密接に関係する脳内のあるタンパク質の動きを、中性子準弾性散乱装置を用いて分子レベルで調べ、このタンパク質同士が線維状に集合した状態で異常なふるまいを示すことを世界で初めて発見しました。パーキンソン病の発症のカギとなるアミロイド線維形成過程の解明の手がかりとなるだけでなく、タンパク質のアミロイド線維形成が関係する種々の疾病について、発症の仕組みの解明と、さらにその知見に基づく疾病の抑制に貢献することが期待されます。

本研究成果は、オープンアクセスの国際雑誌「PLOS ONE」に、4月20日(米国東部標準時間)に掲載されました。
doi:10.1371/journal.pone.0151447

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カテゴリー:トピックス