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高崎量子技術基盤研究所

第649回高崎研オープンセミナー「低次元物質を用いた新規デバイスと量子輸送現象」

掲載日:2021年12月24日更新
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開催案内

高崎量子応用研究所では、高崎研オープンセミナーを下記の日程で開催いたしますので、是非ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

1.日 時: 令和4年1月11日(火曜日) 15時00分~16時30分

2.テーマ: 低次元物質を用いた新規デバイスと量子輸送現象

 (1)「ミクロとマクロの間で起こる物理」
   量研 高崎量子応用研究所 先端機能材料研究部 秋葉 圭一郎 氏 要旨 [Wordファイル/18KB]

 (2)「電子1個の出し入れで見えてくる物理」
   日本大学工学部 電気電子工学科 羽田野 剛司 氏 要旨 [Wordファイル/619KB]

3.形 態:Microsoft Teamsによるオンライン開催  

      【注意】録音・録画はご遠慮ください。

 

開催趣旨: 

 私たちの身の周りにある材料や半導体素子をどんどん小さくして数ナノメートルサイズに微細化すると、これらを構成する電子が屈折や干渉など波のように振舞うようになり、量子力学的な効果が現れることはよく知られていますが、本セミナーでは、この量子力学が支配的になる領域の一歩手前である、巨視的(マクロ)とも微視的(ミクロ)領域とも異なる「メソスコピック」領域特有の物理現象について、最新の研究成果をご紹介します。メソスコピック領域の物理現象は、半導体微細加工技術の発展や新構造素子の開発に伴い、現在に至るまで活発に研究が続けられています。本セミナーでは、「量子ドット」と呼ばれる微小な半導体素子を用いて電子の量子力学的な挙動を調べた例とともに、量子ドットの量子コンピュータへの応用など、最近のトピックについてもご紹介します。

 

参加申し込み

このイベントにご参加いただくためには、Microsoft Teamsの参加登録画面(別ウィンドウ)より登録が必要です。登録後、ご指定のメールアドレスに招待メールが届きますので、その案内に従いご参加ください。