開催案内
高崎量子応用研究所では、高崎研オープンセミナーを下記の日程で開催いたしますので、是非ご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
1.日 時: 令和4年11月7日(月曜日) 13時30分~14時30分
2.テーマ: 「量子物質の非散逸電子流と機能」
東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻/量子相エレクトロニクス研究センター
教授 川崎 雅司(※崎=たつさき) 要旨 [Wordファイル/19KB]
3.場 所: 現地会場及びオンライン(Microsoft Teams)のハイブリッド開催
現地会場:量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研究所(群馬県高崎市綿貫町1233)
【注意】録音・録画はご遠慮ください。
4. 開催趣旨:
量子コンピュータや量子情報通信、量子センシングといった量子技術は、従来の技術を飛躍的に超えるポテンシャルを有することから、近年、盛んに研究開発が進められている。量子技術の基盤ともいえる量子物質や量子効果についても精力的な研究が行われており、材料探索やその材料中で発現する様々な現象についての理解が進んできています。ジュール熱などとして逃げてしまうことのない「非散逸」な電流もそのひとつであり、この様な非散逸電流が超伝導体やトポロジカル絶縁体で発生することが知られています。
本講演では、磁性トポロジカル絶縁体のエッジ電流や、半導体への光誘起で生ずるシフト電流といった非散逸電流について、その特徴や応用の可能性について最新の研究を紹介頂きます。このセミナーを通じて、磁性トポロジカル絶縁体といった最新の量子科学の動向を知るとともに、量子機能創製拠点として量研高崎がどの様な研究展開をしていくかのアイディアを得る場となることを期待しています。
参加申し込み
このイベントにオンラインでご参加いただくためには、Microsoft Teamsの参加登録画面(別ウィンドウ)より登録が必要です。登録後、ご指定のメールアドレスに招待メールが届きますので、その案内に従いご参加ください。
現地会場でもご参加いただけますが、その場合は、ご所属・ご氏名を添えて、以下のEメールアドレスまでご連絡をお願いいたします。
連絡先:taka-soumu@qst.go.jp (担当:田畑)