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先進プラズマ研究開発

第18回 若手科学者によるプラズマ研究会 開催のご案内

掲載日:2018年12月26日更新
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【本研究会は終了いたしました】

将来のプラズマ・核融合研究を担うのは、現在の若手科学者です。若手科学者が行っている研究を紹介し合い、将来を見据えた研究の方向性や他分野への広がりについて活発な意見交換や議論を行う場として、日本原子力研究開発機構では若手科学者の方々による研究会を毎年開催しています。第18回の研究会を下記の要領にて開催しますので、皆様のご参加をお待ちしております。

日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門 先進プラズマ研究部
鎌田 裕

主題:プラズマ計測・制御技術の結集

これまで「若手科学者によるプラズマ研究会」では、主に磁場閉じ込め装置を対象に、炉心プラズマ及び周辺プラズマの物理やプラズマの加熱・計測・制御技術などの研究・開発テーマを取り扱い、若手科学者が集まって分野横断的なネットワークを広げる場として、開催してきました。核融合プラズマにおいては、ITERやJT-60SAの建設が本格化してきた昨今、プラズマの高性能化に伴う高温・強磁場環境や厳しい放射線環境に適応できる計測器が必要です。さらに、核融合炉では、限られた計測器による安全かつ正確なプラズマの運転制御が求められます。一方、核融合プラズマの他にも、半導体の製造で使用するようなプロセスプラズマ、医療用プラズマ、宇宙空間でのプラズマなど、様々な特性を持ったプラズマが研究されています。これらの計測・制御技術には特有の研究・技術課題がありますが、共通する課題もあるはずです。このような課題を解決するためには分野間の情報交換が有用ですが、「計測・制御」を共通項とした分野横断的な研究会の機会は限られているのが現状です。

そこで、今回の研究会は、「プラズマ計測・制御技術の結集」を主題として、核融合プラズマに限らず、幅広いプラズマの計測・制御に関わる若手科学者の研究発表や意見交換を目的とします。異なる分野の計測・制御技術に接することで、今後の研究を進める上での解決策の着想やモチベーションのさらなる向上につながる研究会になれば良いと考えています。

参加を希望される方は、参加申込みフォームをダウンロードしていただき、必要事項をご記入のうえ、2月6日(金)迄に電子メールで下記連絡先へ送付願います。ご不明な点につきましては下記までお問い合わせください。旅費につきましては財源が限られているためご希望に添えない場合もありますのであらかじめご了承ください。

なお、本研究会では幅広く知見を共有するための口頭発表と、より詳細な議論のためのポスター発表を合わせてお願いしています。ポスター発表で講演者が不在とならないよう2人1組での参加をお願いしていますが、1名での参加も可能です。

 
開催日時 平成27年3月4 - 6日(水 - 金)
開催場所 日本原子力研究開発機構 那珂核融合研究所 JT-60制御棟2F 大会議室
(〒311-0193 茨城県那珂市向山801-1)
ホームページ https://www.qst.go.jp/site/jt60/5287.html
連絡先 〒311-0193 茨城県那珂市向山801-1
日本原子力研究開発機構  先進プラズマ研究部内
若手研究会事務局  福本正勝、宮田良明、東條寛
電話:029-270-7592、FAX:029-270-7449
参加申込みフォーム wakate18_form.xlsx
申込み〆切 平成27年2月6日(金)