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先進プラズマ研究開発

国内の大学等との連携強化のためのオンサイト・ラボのご案内

掲載日:2024年12月23日更新
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国内の大学等との連携強化のためのオンサイト・ラボのご案内

 量子科学技術研究開発機構(以下、量研)では、学生世代から核融合研究開発に携わる人材育成を目的として、那珂フュージョン科学技術研究所(以下、研究所)において「オンサイト・ラボを通じた人材育成及び共同研究等」の補助事業を実施しています。
 特に大学等からの教員、学生が中長期にわたって研究所に滞在し、JT-60SAを用いた研究を行いながら人材育成ができる他、BA協定の下で日欧が一体となって進める議論の場に直接参加することができます。
 下記のとおり、大学院課程学生の受入と共同研究についてご案内しますので、是非ご活用ください。

                                                                         

1.オンサイト・ラボに関する連携協力協定に基づく大学院課程学生の受入れについて (フローチャート3)

オンサイト・ラボに関する連携協力協定を締結した大学等(以下、大学等)に属する大学院課程学生(以下、学生)を以下のように受け入れます。

  • 学生が実施する研究課題は量研が大学等に掲示し、その実施を希望する学生候補者の推薦を大学等から受け付けます。
  • 量研で学生候補者の選考を行い、選考された学生について大学等の代表者の承認を得た後、量研受入れ部署にて実習生の身分を付与します。
  • 学生には、 受入規程に従って交通費及び宿泊費を支給して支援するとともに、学生が研究所に滞在するにあたり必要となる環境整備を支援します。

 

2.オンサイト・ラボに参画する大学等との共同研究について

(1)人材育成を目的とした共同研究(単年度) (フローチャート4)

  • オンサイト・ラボにおける学生の人材育成を目的とした単年度の無償共同研究の提案は、随時受け付けます。
  • 申込受付後、量研内での審査を経て、採否を決定します。
  • 共同研究計画書に記載されている共同研究者および研究協力者については、共同研究契約に基づく量研の協力研究員として登録の上、研究員等受入規程に従って、交通費及び宿泊料を支給します。
  • 当該年度の成果について、2月末ごろに「報告書」を提出して頂きます。

 

(2)JT-60SAを用いた研究を目的とした共同研究(複数年度) (フローチャート5)

  • JT-60SA実験チームへの参加を含む、JT-60SAを用いたオンサイト・ラボでの研究を目的とした複数年度の無償共同研究の提案は、随時受け付けます。
  • 申込受付後、量研内での審査を経て、採否を決定します。
  • 共同研究の期間は3年間を期限とし、毎年度2月末ごろに「研究報告書」を提出して頂きます。

 

※日本国内の大学あるいは研究機関からオンサイト・ラボにご関心のある方は量研の窓口までお問い合わせください。

オンサイト・ラボ相談・受付窓口:onsitelab-naka@qst.go.jp
                先進プラズマ研究部長 鈴木 隆博

 

参考情報

JT-60SA計画

URL:https://www.qst.go.jp/site/jt60/5150.html

JT-60SAリサーチプラン 

URL:https://www.qst.go.jp/site/jt60/5162.html


JT-60SAへの研究参加フローチャート

JT-60SAへの研究参加フローチャート


「研究員等受入制度」(フローチャート1,2,6)
URL:​https://www.qst.go.jp/site/qst-ukeire/

「トカマク炉心プラズマ共同研究」(フローチャート7)
URL:​https://www.qst.go.jp/site/quantenergy/quantenergy-kyoudou.html