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先進プラズマ研究開発

第19回 若手科学者によるプラズマ研究会 開催のご案内

掲載日:2018年12月26日更新
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【本研究会は終了いたしました】

将来のプラズマ・核融合研究を担うのは、現在の若手科学者です。若手科学者が行っている研究を紹介し合い、将来を見据えた研究の方向性や他分野への広がりについて活発な意見交換や議論を行う場として、日本原子力研究開発機構では若手科学者の方々による研究会を毎年開催しています。第19回の研究会を下記の要領にて開催しますので、皆様のご参加をお待ちしております。

日本原子力研究開発機構 核融合研究開発部門 先進プラズマ研究部
鎌田 裕

主題:広い領域にわたるプラズマ物理の理解を目指した次世代の計測及び予測技術の展望

これまで「若手科学者によるプラズマ研究会」では、プラズマの物理や加熱・計測・制御技術などの幅広い研究・開発テーマを取り扱い、若手科学者が集まって分野横断的なネットワークを広げる場として、開催してきました。一口にプラズマといっても医療用プラズマから、核融合プラズマや宇宙プラズマまで多岐にわたり、10-2 〜104 (eV) 及び106〜1030 (m-3) と広いパラメータを有するとともに、現象としてもピコ秒〜定常及び電子ラーマ半径から惑星サイズまで様々です。そこで、今回の研究会は、「広い領域にわたるプラズマ物理の理解を目指した次世代の計測及び予測技術の展望」を主題として、各分野での課題や解決に至った着想などを発表し合い、横断的な議論を通して各々の今後の研究に資して頂く機会になればと考えています。

可能な限り幅広い分野からご参加頂き、若手研究者だけの気兼ねのない本研究会を是非活用して下さい。計測といっても、プラズマそのものの計測だけでなく、放射率の変化するプラズマ対向壁の非接触温度計測法の開発やプラズマの高性能化に伴う高温・強磁場環境や厳しい放射線環境に適応できる計測器の開発といった課題も本研究会でのテーマになると考えます。また、予測技術というのは、現象の数理・物理モデルの研究だけでなく計算機シミュレーションによるスケーリング則の研究なども含むものと考えます。

参加を希望される方は、参加申込みフォームをダウンロードしていただき、必要事項をご記入のうえ、2月12日(金)迄に電子メールで下記連絡先へ送付願います。ご不明な点につきましては下記までお問い合わせください。旅費につきましては財源が限られているためご希望に添えない場合もありますのであらかじめご了承ください。

なお、本研究会では幅広く知見を共有するための口頭発表と、より詳細な議論のためのポスター発表を合わせてお願いしています。ポスター発表で講演者が不在とならないよう2人1組での参加をお願いしていますが、1名での参加も可能です。

 
開催日時 平成28年3月14 - 16日(月 - 水)
開催場所 日本原子力研究開発機構 那珂核融合研究所 JT-60制御棟2F 大会議室
(〒311-0193 茨城県那珂市向山801-1)
ホームページ https://www.qst.go.jp/site/jt60/5287.html
連絡先 〒311-0193 茨城県那珂市向山801-1
日本原子力研究開発機構  先進プラズマ研究部内
若手研究会事務局  宮田良明、今澤良太、染谷洋二
電話:029-270-7369、FAX:029-270-7419
参加申込みフォーム wakate19_form.xlsx
旅費 旅費の支給を希望される方は、その旨を参加申込みフォームにご記載下さい。
申込み〆切 平成28年2月12日(金)

招待講演者リスト

  • 日渡良爾(原子力機構)   「オールジャパン体制による核融合原型炉」
  • 有川安信(大阪大学)      「レーザー核融合研究の最前線」
  • 柴田一成(京都大学)      「宇宙天気予報とスーパーフレア」
  • 井手俊介(原子力機構)   「ITER及びJT-60SAの現状と今後の展開」
  • 吉川一朗(東京大学)      「惑星周辺プラズマとその可視化」
  • 渡邊裕樹(首都大学東京)「イオンエンジン加速電極の損耗予測技術」
  • 田中宏昌(名古屋大学)   「非熱大気圧プラズマの医療応用」

特別企画:研究虎の巻(情報交換会)

研究で困っていることなどを話し合い、今後の研究を進める上での解決策の着想や共同研究につながるような場を設けます。次の情報交換会フォームにご記入の上、若手研究会事務局へ送付願います。

情報交換会フォーム:IE19_form.xlsx