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RIイメージングプロジェクト

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2025年3月19日更新
プレスリリース:ハマササゲがもつ“最強”の耐塩性機構が明らかに ~作物の耐塩性開発に期待~
2024年11月29日更新
学振特別研究員の矢部卓也さんが若手ポスター優秀賞を受賞しました!
2024年9月20日更新
野田祐作研究員が2024年JPR Best Paper賞を受賞しました!
2024年7月30日更新
学振特別研究員の矢部卓也さんがBEST POSTER AWARDSを受賞しました!
2024年5月18日更新
プレスリリース:「植物RIイメージングコンソーシアム」研究がキックオフ! -QSTら10機関による福島国際研究教育機構の委託研究事業が本格的にスタート-
2024年5月8日更新
山口充孝上席研究員、河地有木上席研究員が2023年度 日本原子力学会関東・甲越支部 支部賞(原子力知識・技術の普及貢献賞)を受賞しました!
2023年10月24日更新
QSTリサーチアシスタントの津田路子さん(東北大学大学院医工学研究科)がSAMITフロンティア賞を受賞しました!
2023年7月11日更新
QSTリサーチアシスタントの津田路子さん(東北大学大学院医工学研究科)が第27回RADIOISOTOPES誌 論文奨励賞を受賞しました!
2023年7月10日更新
プレスリリース:特殊なデンプンでナトリウムを吸着・無害化するヒナアズキ -ナトリウム蓄積の害から葉を守る特殊な耐塩性機構の正体-
2023年6月27日更新
山口充孝上席研究員が第125回日本医学物理学会学術大会にてICRPT賞Certificate of Merit Awardを受賞しました!
2023年4月14日更新
QSTリサーチアシスタントの津田路子さん(群馬大学大学院理工学府)が学業優秀者として表彰されました!
2023年3月8日更新
プレスリリース:ナトリウムの可視化で明らかになった多様な耐塩性 -アズキ近縁種の多様な耐塩性が超耐塩性作物創出に道を拓く-
2023年1月18日更新
プレスリリース:干ばつを生き抜く イネの 戦略 ~RIイメージング技術 で初めて 捉えた根の水分に対する応答~
2022年11月21日更新
QSTリサーチアシスタントの津田路子さん(群馬大学大学院理工学府)が第3回標的アイソトープ治療線量評価研究会において研究奨励賞を受賞しました。
2022年9月16日更新
鈴井伸郎上席研究員が第27回(2022年度)日本土壌肥料学会技術賞を受賞しました。
2022年2月25日更新
「根圏イメージング」がNHK WORLD-JAPANで紹介されました!
2021年12月23日更新
業績一覧のページを更新しました。
2021年12月8日更新
野田祐作研究員がQST高崎サイエンスフェスタ2021においてポスター発表優秀賞を受賞しました。
2021年12月2日更新
QST実習生の津田路子さん(群馬大学理工学府)が第18回放射線プロセスシンポジウムにおいて奨励賞を受賞しました。
2021年10月5日更新
三好悠太研究員が日本土壌肥料学会2021年度北海道大会においてポスター発表優秀賞を受賞しました。
2021年7月8日更新
プレスリリース:モエジマシダが猛毒のヒ素に耐えるしくみが見えてきた!~世界初、ヒ素高蓄積植物の根茎の役割をイメージング技術で解明~

プロジェクトの概要

RIイメージングプロジェクトでは、高崎量子応用研究所のイオンビーム照射施設において、放射性同位元素(radioisotope,RI)で標識した放射性トレーサを画像化するイメージング技術を開発し、これを活用して植物などの生命現象を研究しています。

研究のねらい

量子ビームを用いた多様な放射性トレーサの製造技術を基盤として、RIイメージング技術の開発と、これを用いた生物学研究などへの応用を行います。関連する学術分野をはじめ、特に植物の機能が深く関与する環境や農業の分野において、放射線利用技術による社会貢献を果たします。

研究内容

1. RIイメージング技術を用いた植物の栄養動態モデルの構築

私達は次の3つの技術を複合した植物研究に特化したRIイメージング技術を有しており、その更なる改良を進めています。

  • 植物の栄養元素や汚染物質の動態研究に用いる多様な放射性トレーサを製造・調整・投与する技術。
  • 温度・湿度・光量等の実験条件を制御しながら、定量的かつ非侵襲的に放射性トレーサ分布の変化をイメージングする技術。
  • 対象とする物質の葉や根からの吸収速度や維管束による輸送速度などを定量することが可能な、動画像データの数理的解析技術。

これにより、植物が物質を吸収・移行・蓄積する様子と、その生育条件に対する応答の理解を進めます。

2. 放射線イメージング装置など、新たなRIイメージング技術の開発研究

様々な応用研究に最適な放射線イメージング装置と、これを用いたRIイメージング技術を開発します。イメージング装置に要求される性能(エックス線・ガンマ線のエネルギー領域、線源強度、撮像対象核種数などに対する撮像能)は研究で取り扱う放射性同位元素によって異なります。各研究課題に応じたRIイメージング技術を新たに創出します。

また、粒子線がん治療技術の高度化への貢献として、治療ビームを高い空間分解能で鮮明に、かつ、リアルタイムで確認可能な、全く新しい測定原理に基づいた可視化技術を創出します。

研究動画紹介

 

 

連絡先

〒370-1292 群馬県高崎市綿貫町1233
国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
高崎量子技術基盤研究所
量子バイオ基盤研究部
RIイメージングプロジェクト

リーダー 河地 有木

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