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先進プラズマ研究開発

JFT-2M研究(平成15年度停止)| 高閉じ込めモードの物理解明 - 重イオンビームプローブ:核融合科学研究所との研究協力

掲載日:2018年12月26日更新
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高閉じ込めモードの物理解明 - 重イオンビームプローブ:核融合科学研究所との研究協力 -

 

測定の原理

  • トカマクプラズマ中に高エネルギー(最大500keV)の重イオンビーム(一価のタリウムイオン)を入射
  • 二価に電離されたタリウムイオンのエネルギー変化とビーム強度を測定し、
    (1)プラズマ内部の電位分布
    (2)プラズマ内部の密度揺動
    を求める。
  • 測定の時間分解能は、最高1マイクロ秒

電場・揺動と輸送障壁

電場と揺動が高速に同時測定可能
(1)電場形成と輸送障壁形成の因果関係
(2)揺動と電場の関係、及び揺動と輸送障壁の関係
を解明する。
さらに
(3)ポロイダル磁場によるトロイダル方向へのビームの曲がり角から、プラズマ電流の分布測定を試みる。

(1) プラズマ内部の電位分布

1

測定装置

  • ビームを発生させるイオン源
  • ビーム輸送用電極
  • エネルギー分析装置

 で構成される。

 

2

(2) プラズマ内部の密度揺動

一価から二価への電離は、プラズマ中の電子密度で決まる。
        ↓
二次ビームの強度に現れる揺動から電子密度の揺動を測定。

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