JFT-2Mトカマク |
先進材料プラズマ試験計画
ITERの高性能化、原型炉の構造材料開発のために低放射化フェライト鋼に係わるプラズマ試験を進めて行きます。
1. トロイダル磁場リップル低減試験
ITERにおけるアルファ粒子損失軽減の指針
磁気シア配位の場合
リップル損失 27% → 目標 10%
リップル値 2% → 0.8%
フェライト鋼を装着することにより、リップルを低減する。
2. フェライト鋼のプラズマ適合性試験
核融合炉構造材料
→ 低放射化フェライト鋼が有望。しかし、強磁性による誤差磁場の影響に懸念
フェライト鋼製真空容器を用い、以下の試験課題を評価する。
- フェライト鋼のプラズマ−壁相互作用
- 誤差磁場によるモード・ロック・ディスラプション、
- 低リップル化の性能確認
- 高性能閉じ込めモードとの両立性、等