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先進プラズマ研究開発

JT-60SA国際核融合スクール 開催のご案内

掲載日:2024年4月25日更新
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JT-60SA INTERNATIONAL FUSION SCHOOL: JIFS

(JT-60SA国際核融合スクール) 開催のご案内

 

 

量子科学技術研究開発機構
井手 俊介

The European Consortium for the Development of Fusion Energy, EUROfusion
Ambrogio FASOLI

 
 核融合エネルギーを実現に導く人材には、理論や計算、実験、計測、材料などの要素研究に優れているのみでなく、様々な要素に関する広い知識に加えて、国際コミュニケーション能力が必要です。JT-60SA INTERNATIONAL FUSION SCHOOL: JIFSは、日欧間で進める幅広いアプローチ(BA)活動及び欧州の核融合研究機関コンソーシアムEUROfusionが主催する取り組みです。将来の核融合研究を担う日本と欧州の学生及び若手研究・技術者を対象に、二週間の日程で物理から工学まで核融合の主要な研究要素についての講義とグループワークによる実習を行います。日欧の物理・工学研究者が講師となり、JT-60SAの施設や実験データを活用し、参加者に経験を高めてもらうと共に、国際的なネットワークを構築してもらうことを目的としています。

 第二回のJIFSを量子科学技術研究開発機構 那珂フュージョン科学技術研究所にて令和6年8月26日-9月6日に開催します。今回は、「JETからJT-60SAに」を主題として、プラズマ物理や装置工学、プラズマ運転に関する講義と実習だけではなく、JETのDT実験と初プラズマを達成したJT-60SAの統合試験運転に関する講義も行います。平日の夕方や週末には食事会等のイベントを実施します。さらに、時期は未定ですが、第二回のJIFSの一環として、日本と欧州の核融合関連施設を訪問する特別実習も計画しています。

 参加者は日本と欧州の研究機関からそれぞれ10名ずつに限定されます。選抜は経歴だけでなく、核融合研究開発への継続的な貢献や国際協力への興味に基づき行われます。詳細については下記ホームページをご覧ください。参加を希望される方は同ホームページからお申し込みください。日本側の参加者にかかる交通費及び宿泊費は量子科学技術研究開発機構が負担します。ただし、財源が限られているためご希望に添えない場合もありますのであらかじめご了承ください。

 また、オンラインにて質問を受ける機会を設けますので、興味のある方は4月23日の14時-16時に下記のMicrosoft Teams説明会にご参加ください。なお、本説明会は日本語にて行われます。

 

説明会

 

第二回 JIFSの募集要項


開催日時             : 令和6年8月26日 – 9月6日

開催場所             : 量子科学技術研究開発機構 那珂フュージョン科学技術研究所(茨城県那珂市向山801-1)

参加対象             : 物理又は工学分野専攻の博士後期課程の学生、同分野の修士号または博士号を有する若手研究者・技術者

参加資格             : 日本又は欧州の研究機関に所属すること(国籍は不問です)

定員                   : 20名(日欧各10名)

ホームページ       : https://indico.euro-fusion.org/event/3029/

提出資料             : 履歴書、指導教官又は所属機関が発行する参加許可書、推薦書(最大3通)

連絡先                : jifs@jt60sa.org(日欧共通),jifs2024_jp@qst.go.jp(日本限定)

日本側事務局       : 量子科学技術研究開発機構 隅田脩平、核融合科学研究所 徳澤季彦

申込み〆切          : 令和6年5月10日(金)

審査結果通知       : 令和6年6月初旬