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先進プラズマ研究開発

第24回 若手科学者によるプラズマ研究会

掲載日:2022年3月15日更新
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【本研究会は終了いたしました】

将来のプラズマ・核融合研究を担うのは、現在の若手科学者です。若手科学者が行っている研究を紹介し合い、将来を見据えた研究の方向性や他分野への広がりについて活発な意見交換や議論を行う場として、量子科学技術研究開発機構では若手科学者の方々による研究会を毎年開催してきました。昨年度に引き続き、本年度もコロナウイルス感染症に関する状況を鑑み、第24回若手科学者によるプラズマ研究会を下記の要領にてオンラインで開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

量子科学技術研究開発機構 量子エネルギー部門 先進プラズマ研究部
井手 俊介

主題:若手研究者よ!炉心プラズマ制御実現を目指せ​ – 研究領域を超えて叡智​を結集 -

核融合炉心プラズマでは様々な物理量が複雑に相互作用し合うため、炉心プラズマ物理の知見を十分に活用した複合的なプラズマ制御手法を確立する必要があります。これまで、「若手科学者によるプラズマ研究会」では、幅広い研究領域を取り扱い、核融合炉の実現を志す若手研究者が集まって研究領域を超えた議論を行う場を提供して参りました。各研究領域において、これまで多くの研究成果や技術革新が蓄積されてきました。その一方で、炉心プラズマ制御の実現には、これらの研究成果や技術革新といった知見を統合することが不可欠です。

そこで、今回の研究会では「若手研究者よ!炉心プラズマ制御実現を目指せ − 研究領域を超えて叡智を結集 −」を主題として、JT-60SAやITER、原型炉などの次世代装置において炉心プラズマ制御の実現を担う若手研究者が各々の研究領域における現状や課題を共有し、JT-60SAやITERへの貢献及び核融合炉の実現に向けた道筋をつけることを目指した研究発表と議論を行います。一般講演に加えて、炉心プラズマ物理及び制御に関連する研究領域から次世代装置に向けた研究の招待講演を行います。若手研究者の皆様が各自の研究領域に留まるだけでは掴めない核融合研究の全体像を把握し、炉心プラズマ制御実現に向けた研究を遂行する一助となればと考えています。

参加を希望される方は、参加申込みフォームに必要事項をご記入のうえ、2月10日(木)迄にご回答ください。ご不明な点につきましては、下記までお問い合わせください。

 
開催日時 令和4年3月8 - 9日(火 - 水)
開催場所 オンライン
ホームページ https://www.qst.go.jp/site/jt60/5287.html
連絡先

〒311-0193 茨城県那珂市向山801-1
量子科学技術研究開発機構  先進プラズマ研究部内
若手研究会事務局   隅田脩平、矢本昌平、大谷芳明
電話:029-270-7062   FAX:029-270-7419
電子メール:plasma-wakate2022@qst.go.jp

参加申込みフォーム 第24回若手科学者によるプラズマ研究会参加申込みフォーム
申込み〆切 令和4年2月10日(木)
予稿〆切 令和4年2月25日(金)

招待講演者リスト

  • 若月 琢馬(量子科学技術研究開発機構)
    核融合炉実現へ向けたJT-60SAでの炉心プラズマ制御研究
  • 杉山 翔太(量子科学技術研究開発機構)
    原型炉における炉心プラズマ制御研究
  • 東郷 訓(筑波大学)
    非等方圧力に基づく周辺プラズマ流体モデルの歩み
  • 齋藤 誠紀(山形大学)
    分子動力学法を用いたプラズマ対向壁水素リサクリング過程のモデリング
  • 本多 充(京都大学)
    プラズマ統合コードに求められているもの
  • 井手 俊介(量子科学技術研究開発機構)
    JT-60SA計画、ITER/原型炉に向けて
  • 花岡 敏成(東芝エネルギーシステムズ)
    ITER TFコイルの製作における課題と解決に向けてのアプローチついて

研究会プログラム

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